坐骨神経痛の悩みを一緒に解決しませんか?

坐骨神経痛の治療について

坐骨神経痛の治療には、いくつかの方法があり、症状によってどの方法を選択して治療するかを決定する、あるいは、複数の治療をパラレルで行うケースがあります。

 

ただし、排尿障害、あるいは排便障害などの重度の坐骨神経痛の場合には、診断がおり次第、ただちに手術の準備をしなければならないような場合もまれにあります。今回は、ただちに手術を・・・というケースでない、軽度〜中度の坐骨神経痛の場合の治療法についてお話します。

 

 

緊急の手術を要しない、一般的な坐骨神経痛の場合、「保存療法」と呼ばれる治療が最初に行われます。これについての詳細はこの後お話しますが、この「保存療法」を3カ月前後継続しても改善しない場合には、改めて手術が検討されることになる場合もありますので、あくまでもはじめは「保存療法」に全力をかたむけましょう。

 

 

では、「保存療法」の詳細について、逐一見ていきましょう。

 

・物理療法・・・血流の改善に主眼を置いた治療です。血流を改善することで、身体全体の機能が改善されてきます。具体的には、温熱療法、マイクロウェーブやマッサージなどによる血行促進、筋肉硬化の解消といった方法があります。また、骨盤のゆがみを改善するために、身体を引っ張って、腰椎を引き伸ばす治療法(牽引療法)が採用、併用されるケースも珍しくありません。

 

・装具療法・・・いわゆる「コルセット」を使用して痛みの改善をはかります。コルセットを装着する理由として、腰を支える意味合いと、坐骨神経痛が発症する姿勢になることを回避することが挙げられます。ただし、コルセットの着用はできるだけ短時間で済ませることが前提となります。というのも、コルセットをしていると痛みが出にくいため、コルセットに頼ってしまい、自分自身のコルセット(腹筋や背筋)を鍛えることができなくなってしまうからです。

 

・運動療法・・・痛みが大きい期間には行いません。無理に行うと悪化の可能性があります。投薬や経過観察、その他の治療などを経て、痛みが軽減した状態で運動療法を行います。体操やストレッチ運動を取り入れて、腹筋や靭帯の硬化を解消します。それにより、間接の稼働域が増大し、痛みを軽減することができます。この療法を採用する場合、ある程度長い目で見る必要があります。

 

・薬物療法・・・坐骨神経痛が特殊な原因によってひき起こされている場合には、薬物療法を採用することもあります。使用する薬物は、「炎症鎮痛剤」、「筋緊張弛緩薬」、「末梢循環改善薬」、「プロスタグランディン」、「ビタミンB12」、「温湿布、冷湿布」といった内用薬、外用薬が用いられます。